【日本と世界の状況】
厚生労働省のエイズ動向委員会は、平成18年1年間の速報値として新規HIV感染者914人、エイズ患者が390人で総数1,304件(一日あたり3.6件)と報告しました。日本でHIV感染者は増えています。
では、世界の感染者・患者はどのくらいいるのでしょうか?
国連合同エイズ計画(UNAIDS)と世界保健機構(WHO)では現在HIV/エイズと共に生きている人々を推計3,950万人と発表しています。(2006年末)
エイズ動向
【症状が無くとも感染力はある】
エイズはHIVに感染することによっておこります。ただしHIVに感染してもすぐにエイズ発症するわけではありません。HIVに感染すると風邪のような症状(または症状がない)がでますが、その後数年~10年間程度(期間には個人差があります)症状のでない無症候期間に移行します。
重要な点は、この無症候期であっても感染力があるということです。感染したことを知らないままで、病気が進行して重症の合併症が起こってしまうこともあります。また、知らずに性交渉を行うことにより、他の人に感染させてしまう可能性もあります。
HIV感染症は現在治療法が進歩し、長期間にわたるコントロール可能な慢性疾患と考えられるようになりました。
特殊な病気ではないのです。早期に発見し、定期的に病院受診して、健康管理をおこなうことが大切です。また、日本では治療のための医療費負担を軽くするような制度もあります。
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